11.03.16 援と縁(2)
また、寒くなりました。灯油や毛布の足りない被災地の方々は心身ともに想像できないほどの苦痛を強いられていらっしゃることと思います。
体育館や公民館などが避難所になっていますが、床が固いので、毛布だけではゆっくり休むこともできないでしょう。身体の節々に痛みが出ているのではないでしょうか。持病に関節炎やリューマチなどお持ちの方は痛みも激しくなっているのではと思います。
狭い空間しか使えない今の状況では、血の巡りも悪くなります。
以下は、血の巡りを良くする方法です。寝たまま、座ったままでもできるので、お試しください。本当にありふれていることですが、1日に何回でも気が向いた時にしていただければと思います。
1.手で、「グー・パー」を繰り返す。(単調すぎるならチョキを入れてみてください。)
2.足の指の曲げ伸ばしと指開き。
3.首・手首・足首をこする。(寒い時は保温効果もあると思います。)
4.手先から上に、つま先から上に、首から下に向けて手のひらを滑らす。これは、身体の末端から心臓部への血の巡りを促します。
手と足は第二の脳・心臓とも言われていますし、手軽にできますので、お試しいただけたら幸甚です。一人で、家族で、あるいはお隣に座っていらっしゃる方とお話でもされながらお互いの手をもみ合うのも良いかもしれませんね。
最後にやはり「がんばってください。」と言いたくなります。最近、「頑張る」ことがダサイとか無理を強いるなど、負のイメージが先行しているように思います。
私は「頑張る」ことはいいことだと思います。
日本列島に人が住み始めて約1万年、狩猟から農耕民族となった私達の先祖は幾度も困難を団結して頑張って乗り越えてきました。現代でも、広島・長崎の被爆、神戸淡路島の大地震や各地で起きた地震や津波など、どれも悲惨な出来事ですが、全て乗り越えて今があります。
ですから、今回もきっと乗り越えられると信じています。私も頑張って、できることを一つ一つ実行していきます。被災地の皆さんもがんばってください。
余震も、原発事故の様子も気になりますが、皆様のご無事とご健康をお祈りいたします。そして、奇跡が起き、一人でも多くの方が生きて救出されますよう、お祈りいたします。
山香の福にゃん
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