福にゃんの二束のわらじ、左足は大学講師です。専門分野は日本語学と日本語教育学です。毎週土日は日本で生活している外国の人（５～７０歳まで）に日本語を教えています。

年間８００人程の生徒さんが来てくれますが、どの人も仕事や子育ての中一生懸命で本当に素晴らしい時間を共有させていただいております。

今日は授業での一こま・・・日本語の音声は清音と濁音・半濁音に別れています。「はひふへほ」と「ばびぶべぼ・ぱぴぷぺぽ」ですね。

でも清音と濁音ではなく、息が洩れるか否かで音を分けている言語もあり、有声音と無声音とか有気音と無気音と言われていす。このような言語体系を持つ人は「た」か「だ」か聞き分けるのが苦手なようです。

今日はあるクラスで「汚点」という言葉が出ました。「汚点」の後に続く言葉は「～を残す」ですね。「汚点を残す」の意味を説明して、次の問題に移ろうとした時、生徒さんから「待った」の声が「どうして残すんですか？まずいからですか？もったいない～」の質問が・・・どうやら、彼には「汚点」は「おてん」ではなく「おでん」に聞こえたようです。

季節柄、スーパーなどで「おでん」の文字はよく見ているんでしょうね。確かに「おでん」を残すのはもったいないことです。おいしいおでんならなおさらですよね。

また、寒さがぶり返してきました。こんは夜は家族でおでんを囲んでの食事もいいし、一人でおでんをつまみに熱燗を一杯なんていうのもいいですね。でも飲みすぎにはご注意

飲みすぎは肝臓にダメージを与えます。肝機能を高めるには皇参酢をどうぞ・・・

皆様のご健康とお幸せをお祈りしております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山香の福にゃん