３月の東日本大震災で、戦争時を除いては、日本はかつて無いほどの大変な時期を迎えています。

なのに、なのに、日本を導くべき政治家達の首相降ろしを巡る一連の茶番劇に「ほんとにもう～」と怒りを覚える方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

政治家達は常日頃国民のためとか、被災地の復興のためとか言いながら、結局政党はもとより個々人の利益を巡ってのポスト争いばかりです。

１番大変なのは被災地の方たちですが、政治家達が自分達の利益ばかり追求している間に、日本中が深刻な状況に追い込まれています。しかも東日本で大打撃を受けた産業や関連産業だけでなく、一見異業種の分野でも仕事が無くなったり、大幅な変更を求められたりと、ほんの一部の人を除き、ほとんどの方は現実の生活と先の見えない将来に苦しんでいるんです。

誰が首相か、今は誰でもいいじゃありませんか。「日本復興劇」では、主役よりむしろ脇役がいかにいい演技をするかです。脇役が良ければ主役もそれなりに良く見えるでしょう。

与党はもちろん野党の皆さん、我も我もと我を張るのはモンスターペアレントが「うちの子を主役にしないと登校させない」とがなり立てるのと同じです。どんな劇でも主役だけでは成立ちません。一人芝居というのがありますが、それだって、影でスタッフが支えてくれるからできることです。

今、日本は復興に向かわないといけないのに、復旧すらままならない時期に首相交代劇なんて愚かなことをよくも思いついたもんだとあきれます。

政治家は死ぬまで政治家でいられないのだから、せめて今いっとき、政治家でいる間だけでも、名脇役で助演政治家賞を目指していただきたいものです。

右目は左目より偉いといって威張りません。「元祖皇参酢」の主成分「禄豊香酢」と「高麗人参」も、私のほうが身体にいいとか、知名度があるとか申しません。どちらもしっかり協力しあって、皆様の健やかな生活の助けとなればと思っています。

政治家さん達！深く反省してね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山香の福にゃん